次亜塩素酸炭酸水について

つぶやき2020年3月21日 (土)
新型コロナウイルスの感染が疑われる人がいる場合の家庭内での注意事項を厚生労働省ホームページに載っています。
その中に手洗いにはアルコールを、ドアノブなどの物の殺菌には次亜塩素酸をと解説されています。
こちらの☆6.取っ手、ドアノブなどの共用する部分を消毒するの部分を参照ください。

次亜塩素酸と言っても3種類に分けられます。
1.次亜塩素酸水は、一般的に塩酸もしくは塩化ナトリウム水溶液(食塩水)を電気分解して作られる物

2.次亜塩素酸ナトリウムはそのまま使うと殺菌力はありますが、人体や金属に悪影響を与えます。ハイターを水で薄めたものは次亜塩素酸水とは違い危険ですので使用しないでください。

3.「次亜塩素酸ナトリウム」を「炭酸水」で希釈する事でpHが安定し、低コストで安全・強力な除菌水、次亜塩素酸炭酸水が出来ます。PHは5~6.5です。

次亜塩素酸炭酸水はここ数年で商品化され、次亜塩素水や次亜塩素酸ナトリウムのデメリットを克服した消毒水と言えます。

次亜塩素炭酸水の安全性についても、厚生労働省をはじめとする研究機関が検証しております。
次亜塩素炭酸水は除菌成分が「ただの水」に戻るため安全性が高く、他の除菌・消臭剤と比較しても子供やペットなどに使いやすいのです。
次亜塩素酸の取り扱いは直射日光に当てない、高温多湿の場所に置かないよう気を付けます。
現在容器が品薄のため写真では透明の容器に入れていますが、実際には日光を遮断する容器がいいとされています。
濃度が落ちるのでなるべく冷蔵庫で保存してください


そもそも細菌とウイルスの違いとは

つぶやき2020年3月5日 (木)
細菌は細胞膜がありその中にはDNAもあります。しかしウイルスには細胞膜がなくカプシドというタンパク質でできている核がありその中に遺伝子情報を持つ核酸でできています。インフルエンザなどのウイルスにはカプシドの外にエンベロープという膜があるウイルスもあるそうです。
細菌は細胞分裂をしますがウイルスは自身では増殖することができず、動植物の細胞の中に入りその細胞の機能を使ってコピーを作るそうです。
細菌
ウイルス

新型コロナウイルス感染症 (COVID-19)

つぶやき2020年3月4日 (水)
新型コロナウイルスは昨年12月に湖北省武漢で最初に見つかって以来、世界中に広まっている。集団感染の中心となった湖北省の省都・武漢の人口は1100万人だそうです。東京は約1390万人です。
武漢は中国上海を水平に移動した中国のほぼ真ん中に位置しています。
テレビで見る武漢は田舎に感じていましたが、中国の中でも商業としてして栄えているそうです。
武漢では日本の日産やホンダなどの自動車産業が進出しています。
発生の原因ははっきりとはしていません。武漢で売られている海鮮と言われているコウモリともコウモリを食べるタケネズミともいわれていますが、はっきりしたことはわからないようです。
この海鮮市場では、市場ではジャコウネコ、オオカミ、キツネ、ネズミ、ヘビ、ヤマアラシ、カメな
ども売られているそうです。
SARSの原因はハクビシンともいわれています。ハクビシンは見た目タヌキのような感じですがジャコウネコ科だそうです。
中国では犬や、ハトなど日本では食べないような動物などを食しているのですから。
原因はともかくとして、これだけ広まった新型コロナウイルスの終息はいつか?
経済も非常に冷え込んでいます。厚生労働省の近日の発表では次のようにまとめています・・・
(1)症状の軽い人からの感染拡大
これまでは症状の軽い人からも感染する可能性があると考えられていましたが、この一両日中に北海道などのデータの分析から明らかになってきたことは、症状の軽い人も、気がつかないうちに、感染拡大に重要な役割を果たしてしまっていると考えられることです。なかでも、若年層は重症化する割合が非常に低く、感染拡大の状況が見えないため、結果として多くの中高年層に感染が及んでいると考えられます。
 
(2)一定条件を満たす場所からの感染拡大
これまでに国内で感染が確認された方のうち重症・軽症に関わらず約80%の方は、他の人に感染させていません。
一方で、一定条件を満たす場所において、一人の感染者が複数人に感染させた事例が報告されています。 具体的には、ライブハウス、スポーツジム、屋形船、ビュッフェスタイルの会食、雀荘、スキーのゲストハウス、密閉された仮設テント等です。このことから、屋内の閉鎖的な空間で、人と人とが至近距離で、一定時間以上交わることによって、患者集団(クラスター)が発生する可能性が示唆されます。そして、患者集団(クラスター)が次の集団(クラスター)を生むことが、感染の急速な拡大を招くと考えられます。
 
(3)重症化する患者さんについて
これまでにわかってきたデータでは、感染が確認された症状のある人の約80%が軽症、14%が重症、6%が重篤となっています。しかし、重症化した人も、約半数は回復しています。
重症化する患者さんも、最初は普通の風邪症状(微熱、咽頭痛、咳など)から始まっており、その段階では重症化するかどうかの区別がつきにくいです。
重症化する患者さんは、普通の風邪症状が出てから約5~7日程度で、症状が急速に悪化し、肺炎に至っています。
・・・・・とまとめがありました。

ネットで検索しますと、各県単位や自治体単位で発表していますので真実が錯綜してしまっている気がします。
感染者が何人いて何人が陽性から陰性になったのか?死亡者は何人なのか?年齢層どうなのか?
注意するべきことは何なのか?
まとめてほしいですね。
ただ傾向からすると感染力は強いようですがSARSの新型のようですので、新薬も世界中の研究者が予想より早く見つけてくれることを祈るだけと、インフルエンザやSARSも免疫力のある方が発生しない傾向にあるようですので、皆さん気を付けましょう。